中古スマホはどこで買うのが正解か|認定中古品・専門店・フリマの比較

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中古スマホの購入先は、保証の中身で選ぶのが正解です。価格差は数千円ですが、赤ロムや初期不良に当たったときの差は端末代まるごとになります。

結論を先に書きます。バッテリーの状態を数値で確認したいならにこスマ、在庫の幅と価格ならイオシス、初めてで手続きに不安があるならキャリアの認定中古品です。フリマアプリは、保証がない分だけ安いという取引であり、初めての1台には向きません。

以下、各社の保証条件を公式ページの記載にもとづいて比較します。「赤ロム保証あり」と一言で書かれていても、中身と除外条件は店ごとに違います。 赤ロムそのものの仕組みと購入前の確認手順は赤ロムとは何かで解説しています。

購入先ごとの保証比較

購入先標準保証赤ロム保証電池状態の表示
にこスマ1年(あんしん1年保証)永久保証1%単位で全iPhoneに表示
イオシス中古3ヶ月/未使用品6ヶ月期間の定めなし商品ページによる
ゲオモバイル30日(初期不良保証)期間を問わず対象・返金公式ページに基準の記載なし
じゃんぱら初期不良保証(有料で物損追加可)公式ページに記載なし公式ページに基準の記載なし
docomo Certified受取日から30日最大容量80%以上が基準

「公式ページに記載なし」は、保証がないという意味ではありません。公表されている情報の粒度に差がある、という意味です。購入前に自分で確認できるかどうかは、それ自体が選ぶ基準になります。

にこスマ|電池状態を数値で確認できる

にこスマは、販売するiPhoneの電池状態を1%単位で商品ページに表示しています。バッテリー交換は行っていないため、表示されている数値はその端末が実際に使われてきた履歴を反映したものです。

保証は購入から1年間の「あんしん1年保証」です。電源が入らない、画面に不具合がある、SIMが認識しない、写真に写らない大きな傷があった、といった場合が対象で、送料は同社負担となります。初期不良による返金は30日以内、自己都合の返品は14日以内(送料は購入者負担)です。

ただし除外条件があります。 落下など取り扱いに起因する破損、バッテリー劣化や変色といった消耗、Jランクの端末、改造品は対象外です。さらに、申告された不具合が検査で確認できなかった場合、端末代が請求されると明記されています。

この条項は他社の保証案内ではあまり見かけません。ネガティブに見えますが、裏を返せば保証範囲を曖昧にしていないということでもあります。申告する前に、症状が再現するかを自分で確かめておくのが安全です。

イオシス|ランク定義と保証期間が明示されている

イオシスは商品ランクの定義を公開しています。

保証期間はA・B・Cランクいずれも3ヶ月で同じです。ランクが下がっても保証が短くなるわけではないので、外観にこだわらないなら B や C を選ぶ判断は合理的です。

赤ロムについては、保証期間の有無にかかわらず対応するとしています。ただしジャンク商品は対象外で、保証書および付属品に欠品がないことが条件です。「永久保証」という言葉だけで判断せず、買おうとしている商品がジャンク扱いでないかは確認してください。

イオシスで在庫を見る

ゲオモバイル|店舗数が多く、赤ロムは返金対応

ゲオモバイルは購入後30日間を初期不良保証期間としています。赤ロムについては期間を問わず保証の対象で、対応は返金です。データ消去には国際認証を受けたBlancco社のソリューションを使用しているとしています。

一方で、公式の品質ページには商品ランクの定義が記載されていません。 検査を経て状態に応じてランク分けするとの説明はありますが、各ランクが具体的に何を意味するかは公表されていません。店舗数が多く実機を見て買えるのは強みなので、通販ではなく店頭で現物を確認する使い方と相性がよい販売店です。

じゃんぱら|有料で物損・水没まで広げられる

じゃんぱらは通常の初期不良保証に加えて、有料の「じゃんぱらあんしん保証」で物損と水没まで範囲を広げられます。月額は税込で、5万円までの商品が550円、5万〜10万円が770円、10万〜15万円が990円、15万〜20万円が1,320円です。

対象は購入時のコンディションが未使用品またはA・Bランクの商品で、利用は年1回まで、保証申請の開始後は解約できません。Cランク相当の安価な端末は対象外なので、この保証を使いたいなら購入時のランク選びから逆算する必要があります。

キャリアの認定中古品|手続きの安心を買う

docomo Certified(ドコモ認定リユース品)は、バッテリーの最大容量80%以上を基準としています(商品により異なります)。保証は受取日から30日間で、期間内に不具合があれば無償で交換、交換品を用意できない場合は返品を条件に返金されます。

見落としやすいのが付属品です。同梱されるのはSIMピンのみで、ACアダプタ・充電ケーブル・イヤホンは付属しません。 手元に予備がなければ、その分の費用を総額に加えて比較してください。

キャリアの認定中古品は、中古専門店より価格が高くなりがちです。それでも選ぶ価値があるのは、回線契約と端末購入を同じ窓口で完結できる点です。初めて中古端末を買う人にとって、手続きが1か所で済むことの価値は小さくありません。

フリマアプリを勧めない理由

フリマアプリは確かに安く買えます。ただし個人間取引には、ここまで見てきた赤ロム保証も初期不良保証も存在しません。

赤ロムは購入した時点では判別できず、あとから通信が止まる性質のものです。販売店で買えば期間を問わず保証されるこのリスクを、フリマでは自分で全部引き受けることになります。差額が数千円なら、割に合う取引とは言えません。

2台目以降で、赤ロムの確認方法もバッテリーの見方も理解していて、その上で安さを取るという判断ならあり得ます。初めての1台には勧めません。

保証は「使えて初めて」意味がある

保証の有無だけを見て終わりにすると、いざというときに動けません。実際の手順も確認しておきます。

赤ロムで注意したいのは、ネットワーク利用制限の状態を確認するのは購入者自身だという点です。イオシスの案内では、まず利用者が通信会社に問い合わせて制限がかかっていることを確かめ、そのうえで保証書に記載された連絡先(0120-953-350)に電話する流れになっています。販売店が自動で検知して連絡してくれるわけではありません。

だからこそ、保証書と付属品は捨てないでください。 イオシスの赤ロム保証は「保証書および付属品に欠品がないこと」が条件です。端末が届いた箱ごと保管しておくのが確実です。

保証期間の起点が店ごとに違う点にも注意が要ります。ドコモの認定リユース品は受取日から30日、ゲオモバイルは購入後30日、にこスマは購入から1年です。店頭で買って持ち帰る場合と通販で数日待つ場合とでは、実質的に使える日数が変わります。

届いたその日に確認すること

初期不良保証は30日程度と短い販売店が少なくありません。受け取ってから数日放置すると、それだけ保証期間を消費します。 開封したその日に次を確認してください。

  1. 電源が入り、画面全体が正常に表示されるか(画面の不具合は各社とも保証対象です)
  2. SIMを入れて通信できるか(SIMを認識しないケースは保証対象ですが、確認しなければ気づけません)
  3. バッテリーの最大容量が商品ページの表示と一致しているか(iPhoneは「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で確認できます。iPad・Macは確認方法が異なるためバッテリー最大容量の見方を参照)
  4. カメラ、スピーカー、マイク、各ボタンが動くか
中古スマートフォンが届いた日に確認する4項目。電源と画面、SIM通信、バッテリー最大容量、カメラやスピーカーなどの動作を順に確認する届いたその日に確認する4項目電源が入り、画面全体が正常に表示されるSIMを認識し、通信できるバッテリー最大容量を商品表示と照合するカメラ・スピーカー・マイク・各ボタンを確認する

にこスマのように、申告した不具合が検査で確認できなかった場合に端末代を請求すると明記している販売店もあります。「なんとなく調子が悪い」で連絡するのではなく、症状が再現する条件をメモしてから連絡するほうが確実です。

選び方の基準

重視するもの選ぶべき購入先
バッテリーの状態を数値で確認したいにこスマ
在庫の幅・ランクごとの価格差イオシス
実機を見て買いたいゲオモバイル(店頭)
落下や水没が心配じゃんぱら(あんしん保証)
回線契約とまとめて済ませたいキャリアの認定中古品

どれを選んでも、購入前に商品ページで次の3つを確認してください。

  1. バッテリーの最大容量(または電池状態)が表示されているか
  2. その商品がジャンク・Jランク扱いになっていないか(赤ロム保証の対象外になる場合があります)
  3. ACアダプタや充電ケーブルが付属するか

端末が決まったら、回線も見直してください

ここまでが端末の話ですが、中古スマホで浮くお金より、回線を見直して浮くお金のほうが大きいことがほとんどです。

端末代の差は一度きりですが、通信料の差は毎月続きます。中古端末をSIMフリーまたはSIMロック解除済みで買っておけば、格安SIMやサブブランドをそのまま使えます。

そして、自宅にWi-Fi環境があるなら、大容量プランは必要ないことが多いです。動画もゲームも自宅では Wi-Fi を使うため、外出時に実際に消費するデータ量は想像より少なくなります。

端末代と通信料を合わせた総額は、総額シミュレーターで試算できます。

中古Apple記事の一覧回線の記事一覧も合わせてご覧ください。

よくある質問

中古スマホで一番避けるべきリスクは何ですか

赤ロム(ネットワーク利用制限)です。端末代の未払いなどが理由で、購入後に通信が使えなくなる状態を指します。ただし主要な中古専門店は期間を定めない赤ロム保証を用意しているため、保証のある店で買えば実質的なリスクは小さくなります。フリマアプリでの個人間取引にはこの保証がありません。

バッテリーの状態はどこで確認できますか

にこスマは全iPhoneで電池状態を1%単位で商品ページに表示しています。ドコモの認定リユース品は最大容量80%以上を基準としています。一方、公式ページ上でランク定義や電池状態の基準を明記していない販売店もあるため、購入前に商品ページで個別に確認してください。

認定中古品と中古専門店はどちらが安いですか

一般に中古専門店のほうが安く、認定中古品は保証と手続きの安心料が価格に乗ります。ただし認定中古品はACアダプタや充電ケーブルが付属しない場合があり、手元にない場合は追加費用が発生します。総額で比べてください。

中古スマホを買ったら回線はどうすればいいですか

端末をSIMフリーまたはSIMロック解除済みで購入すれば、格安SIMやサブブランドをそのまま使えます。自宅にWi-Fi環境がある場合、外出時のデータ通信量は想像より少ないため、小容量プランで足りることが多いです。

出典